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動的ストレッチは運動前におすすめ!効果や静的ストレッチと比較

動的ストレッチマシン動的ストレッチのすすめ:効果と具体的なやり方を解説

「動的ストレッチ」は、トレーニングや運動前のウォームアップとして注目されています。特に、筋肉を効率的に温め、柔軟性や可動域を高めることで、パフォーマンスの向上や怪我予防につながります。本記事では、動的ストレッチのメリットや、具体的なやり方を分かりやすく解説します。

 


動的ストレッチとは?

動的ストレッチ(Dynamic Stretching)は、筋肉を動かしながら伸ばすストレッチのことです。静的ストレッチ(Static Stretching)とは異なり、体を動かし続けることで心拍数を上げ、血流を促進します。いわば、「動きながら行うストレッチ」のことです。じっとして筋肉を伸ばすストレッチとは異なり、つねに動きながら体をほぐすのが、動的ストレッチ。ウォームアップに最適で、特にトレーニング前に行うことで効果を発揮します。

 

動的ストレッチと静的ストレッチの違い

特徴 動的ストレッチ 静的ストレッチ
タイミング トレーニング前のウォームアップ トレーニング後のクールダウン
動き 動きを伴う 静止した状態で筋肉を伸ばす
効果 筋肉を温め、可動域を広げる 筋肉の緊張をほぐし、回復を促進
適用場面 スポーツや高強度トレーニング前 運動後やリラクゼーション目的での利用

動的ストレッチと静的ストレッチの主な違いはこちらです。

2つのストレッチでは、実施するタイミングや効果が異なるため、目的に合わせて使い分けることがおすすめです。特に、動的ストレッチは、動きを伴いながら行うダイナミックなストレッチで、筋温を高め体を動きやすくする効果があります。野球、サッカー、ゴルフなど、各種スポーツ前に行っていただくことで関節可動域が広がり、パフォーマンス向上にも繋がります。

 


動的ストレッチのメリット

1. パフォーマンスの向上

筋肉が効率的に温まることで、トレーニング時のパフォーマンスが向上します。さらに、ジャンプ力や走るスピードの改善が期待できます。

2. 怪我の予防

可動域が広がることで、急な動きや大きな負荷に耐えやすくなります。スポーツやトレーニング中の捻挫や筋肉の損傷を防ぐ効果があります。

3. 心拍数の向上

動きながら行うため、心拍数が上がり運動の準備が整います。また、体が「動ける状態」になるため、よりスムーズにトレーニングに移行できます。

4. 全身をバランスよくほぐせる

関節や筋肉を多方向に動かすため、全身の柔軟性が向上します。

 


おすすめの動的ストレッチメニュー

1. 股関節周りのストレッチ(足振り)

効果: 太もも、股関節、ハムストリングの柔軟性向上
やり方:

  1. 壁や椅子に手を添えて立つ。
  2. 片足を前後に振る(10~15回)。
  3. 反対側も同様に行う。

 

2. 胸と背中のストレッチ(胸開き)

効果: 肩周りの可動域拡大
やり方:

  1. 腕を90度に曲げ、胸の前で両手のひらを上に向けて拳を作り、両手をくっつける
  2. できる限り背中を丸めて肩甲骨を開く
  3. 両腕を外側に開き、胸を張って肩甲骨を寄せる
  4. ①~③を10~15回繰り返す

 

3. お尻のストレッチ

 

効果: 腰、股関節、背中の柔軟性向上
やり方:

  1. 椅子に座り、左足のくるぶしの上を右膝の上に乗せる
  2. 右手は左足のくるぶし、左手は左膝に置く
  3. 姿勢をまっすぐに保ち、胸を足につけるように前に倒す
  4. 上半身を元に戻す
  5. ③~④を10~15回繰り返す(反対も同様に)

 

4. ふくらはぎのストレッチ

効果: 下半身の動きを活性化
やり方:

  1. 足を肩幅に開き、足首を持つ。
  2. 足首を持ったまま、なるべく深く座る。
  3. 足首を持ったまま、なるべく膝を伸ばす。
  4. 曲げる-伸ばすを1回とし、15〜20回行う。

 


動的ストレッチのポイント

  1. 動きをなめらかにする
    急激な動きや無理なストレッチは避けましょう。動きをコントロールしながら行うことが重要です。
  2. 適切な回数を意識する
    各動作を10~15回繰り返し、全身をまんべんなく動かします。
  3. 呼吸を忘れない
    ストレッチ中は呼吸を止めず、リズムよく行いましょう。
  4. 目的に合わせた動きの選択
    トレーニング内容に応じて、ターゲットとなる筋肉を意識して選びます。

 


動的ストレッチマシンを使うのもおすすめ

マシンでも動的ストレッチが可能なことはご存知でしょうか?

動的ストレッチマシンとは、関節の持つダイナミックな動きを最大限に引き出すようことができるマシンです。トレーニングマシンというと、重いものを持ち上げるウエイトトレーニングが一般的かと思います。しかし、この動的ストレッチマシンは、無理に負荷をかけることはありません。軽い負荷で筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げる効果が期待できます。

また、マシンを使っていくことで、自分では動かすことの難しい、股関節や肩甲骨の動きを行うことができます。これにより、スポーツパフォーマンス向上、怪我予防などの効果が期待できるので、スポーツをされている方にはおすすめです。

 

動的ストレッチマシンが使用できる施設はこちら

 

動的ストレッチマシンが使用できる施設が、「Re・ファインフィットネス」。こちらの施設では、動的ストレッチマシンを用いて、身体のコンディションを整えることができます。動的ストレッチマシンとレジスタンストレーニングを組み合わせた”ストレッチトレーニング”が提供されており、パーソナルサポートなど目的に合わせたサポート体制も充実しています。効果的にウォーミングアップをしたい方、スポーツパフォーマンスを高めたい方はぜひ一度体験に行かれてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちら

 

まとめ

動的ストレッチは、トレーニングやスポーツの効果を高めるために欠かせないウォームアップ方法です。怪我を防ぎ、体を効率的に動かせる状態に整えるため、ぜひ日常の運動習慣に取り入れてみてください。

ジムや自宅で動的ストレッチを実践し、健康的な体づくりをサポートしましょう!